見分けよ、しかし選り好みするなかれ

jill111 / Pixabay

今日こんな記事を読んで、とても共感できたので思わず筆をとりました。

こだわらない、違いを楽しむ。そして、興味を持つこと。

昨日こんなツイートを見かけまして。 ぼくは、コーヒーから「降りた」。そのときそのときで、趣味人においしいのをご馳走されたり、インスタントを飲んだり、コンビニで買ったり、お店で味わったり、家で家人につきあったり…主体性を消した。 https://t.co/DqWubvGih2 – 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2017年4月10日 僕はまだ、降りるところまではいけてません。

お立ち寄りくださった親愛なるみなさま、こんにちは、Emi(@holopopoJP)です。

わたしは2014年にワインエキスパートという資格を取得しました。

「こだわり」を持っているじゃないか!と思いましたか?

さて、ワインエキスパートとは、簡単に説明すると、ソムリエになるための「アルコールに携わる仕事を通算3年以上していなければならない」という受験資格を持たない人が取れる資格で、「ソムリエと同等以上の見識を持っている」という公的な証明になります。

ソムリエと同じようなものというとやっぱり、相当なこだわりを持っていそうとか、高いワインばっかり飲んでいると思われることが多いですが、全然そんなことはなくて、わたしはいつも、ただのオフィシャルな呑兵衛ってことだよと説明しています。

そもそも、資格や高級ワイン自体にはさほど興味がなくて、毎日のように飲んでいる身近で好きなものだから、体系的にさらっと学んでみたいなと、3か月の速習クラスに通ってみたんです。

そうしたら、クラスの先生に「Emiさんの質問はいつもキュートでスマートだから試験受けたら受かると思う」といわれ、ブタもおだてりゃなんとやらで、まんまとワインエキスパートの試験を受けることに。

最初はおだてられてつい始めてしまった試験勉強でしたが、次第に、きちんと勉強してよかったなあという気持ちが強くなりました。

なぜなら、ワインに対して、市場の決めた価格や、希少性やブランドに(ときにはそれだけに)価値を置く風潮とは別に、自分の判断基準を持てるようになったから。

コンビニで売っている500円のチリワインもおいしい。

手間をかけて大切に大切に作られたカリフォルニアのカルトワインもおいしい。

それは、知識を持つことによって、それぞれのワインが作られる過程や流通などの背景を想像できるようになったからだと思います。

ほうほうほう。仏の心の前ではマツタケもシイタケも松葉ガニも豚のひき肉も同じ。高い安いは市場の原理。

とは、マンガ『美味しんぼ』の希代の茶人・ノ貫(へちかん)先生のおことばですね。

だから、鳥井さんの記事を読んだときに、このことばに共感したの。

一流と二流の違いを見分けられる力はちゃんと身につけたい。そこはシビアでありたいです。
その上で、今目の前のものを全力で楽しむ姿勢も保ち続けたい。
更に、そこから一歩踏み込んで「なぜだろう?」と興味を持ってみること。
背景も知りながら、心から応援したいと思える人たちと交流を深めていきながら、応援したい人たちをちゃんと応援できる人間でありたいなと、僕は思います。

まあ、ワインやコーヒーなんかは嗜好品なので、スノッブな志向に陥りやすいものではありますね。

この「降りる」っていうのは、嗜好品として楽しむのではなく、生活の一部にするってことじゃないかなあと解釈します。

だって、わたしのワインもそんな感じなんだもの。

それでは、今日という日がみなさまにとってすてきな1日でありますように。

かしこ。

Tags from the story
Written By
More from Emi

three fishes vol. 2

コナンと騎士団長殺し、うすはりグラス。
Read More

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *