『発酵文化人類学』出版記念の甲州ワインで乾杯するスペシャルなお食事会に行ってきた

朝から勝沼のワイナリーめぐりをしたあと、勝沼ぶどう郷からひと駅電車に乗って、塩山というところに向かいました。

そう、小倉ヒラクさんの『発酵文化人類学』出版記念のスペシャルなお食事会に参加するためです。

お立ち寄りくださった親愛なるみなさま、こんにちは、Emi(@holopopoJP)です。

会場までの道のり

山々が重なる、勝沼ぶどう郷駅からのすてきな風景。

勝沼ぶどう郷駅から塩山駅へは、JR中央本線でひと駅、およそ4分の旅。

自分で開け閉めする!

塩山駅では、武田信玄公が出迎えてくれます。

会場までの道のりはなんだかタイムスリップしたみたいに古民家が立ち並ぶ。

会場のカフェコロボックルに到着。

準備中って看板が出ていたので、少し不安になりながらドアを開けると。

フレンドリーな雰囲気でみなさんがおしゃべりをしていて、安心しました。

お食事会の中身

『発酵文化人類学』の著者、小倉ヒラクさんがMCを務め、ゲストで来てくださった鈴木さんのソレイユワインのワインで乾杯です。

後ろに写っているのは、本にも登場するスカミュージシャンであるマルサンワインの若尾さんです。ポーズ取ってくれました。

しいたけの出汁が効いた煮豆やこんにゃくにもぴったり。

ソレイユワインの鈴木さんが、醸造家になるまでのお話、どのような信念を持ってワイン造りをしているかを丁寧にお話してくれました。

これは、『発酵文化人類学』の中でも言及されている、一升瓶ワイン!(と若尾さん)

心なしか日本酒みたいな味わいに感じる。

一升瓶だからそんな気分になるんだろうか。

かわいいラベル!

わたしは南フランスのロゼが大好きでよく飲むのだけど、それとは全然ちがうの。

南仏のロゼはきりりと酸味が残っているものが多くて冷やして飲むのが好きなのだけど、これはとっても穏やかな味わいで、常温でもいい感じでした。

次から次へと美味しいワインが出てきて、鈴木さん自らサーブしてくれて、贅沢なひととき。

もうひとりのゲストの五味醤油の五味仁さん。

足がぴょんってなってるのがかわゆすぎる。

鈴木さんも五味さんも、ヒラクさんのことを自分たちの考えをうまく翻訳してくれると言っていたのが印象的でした。

わたしもね、1日勝沼のワイナリーめぐりをしてみてね、すでに確立されている旧世界、新世界のワインと比べる気持ちをとっぱらって、日本のワインとして楽しんでみると、それはとてもとてもおいしいんだということに気づいたの。

それをヒラクさんに伝えると、「そうなんだ、新しいモノサシを創るってことなんだよね」と上手に表現してくれました。

本にも書いてあります。

本格ワインの追求を経て辿り着いた新世代の甲州ワインには「三ツ星フレンチレストランのシェフがつくった肉じゃが」的な面白みがギュッと詰まっている。深みのある重厚なフルボディのワインにおいて、本場のフランスやイタリア、あるいはアメリカ大陸のワインには敵わないかもしれない。しかし本場のクオリティを知ったうえで、自分たちにふさわしい新たなモノサシをデザインすることはできるかもしれない。

たくさんの山梨ワインを一度に飲んで、このことを身をもって感じることができました。

そしてね、その場にいたワイン醸造家のみなさんに、わたしは謝りたいことがあります。

ヒラクさんは、「20代、30代の若い世代には、日本のワインもおいしければ先入観なく楽しむ人たちが増えてきている」と言っていたの。

そのときわたしは、「そうかもしれないけれど、まだまだ日本のワインなんてって思っている人はたくさんいる」と言ってしまったの。

わたしとしては、こんなにおいしいワインなのに悔しいなって気持ちがあってそう発言したのだけど、プロの人たちにしてみたらそんな現状はわたしなんかに言われるまでもなく把握しているだろうし、なんて失礼な発言をしてしまったんだろうと、帰りの電車でひどく後悔をしました。

ほんとうにごめんなさい。

この気持ちが、みなさんに届くとよいのだけど。

だけどね、ほんとうにほんとうに楽しい会でした。

そうだ、写真は撮り忘れてしまったのだけど、マルサンワインの百という甲州ワインもいただいたの。

「え?これ甲州?」と思わず言ってしまうほどのトロピカルでコクのある味わいでこの日飲んできた甲州とあまりにちがくてびっくりしてしまった。
(すごい好みの味だった)

それもそのはず、マルサンワインのぶどうは遅摘みなんだって。
(その遅摘みの理由も生活に根付いたものという話を若尾さんがしてくれたと思うのだけど、詳細を忘れてしまった。かなしい。朝から飲んで歩き回っていたから)

収穫の時期がちがうだけで同じぶどうでも異なった味わいのワインに仕上がるなんて、ロマンチックだと思わない?(こういう農産物的側面がわたしがワインにハマった要因のひとつでもある)

五味醤油さんのみそかりんとうも出てきて、ソレイユワインのシラーも出てきて、みんなでワイワイ、アットホームな会でした。

電車の時間があって、先においとましなくてはならなかったのがほんとうに残念。

お話を聞かせてくださったみなさん、一緒にワインを楽しんだみなさん、すてきなひとときをありがとうございました。

『発酵文化人類学』の感想も書いたので、よかったら見てください。

『発酵文化人類学』を読んで感じる世の中の愛しさ

お食事会の前に行ったワイナリーめぐりの模様はこちらです。

山梨勝沼ワイナリーめぐり: 発見がたくさん

 

山梨ワインに興味のある方は、ぜひ読んでみてほしいです。

それでは、今日という日がみなさまにとってすてきな1日でありますように。

かしこ。

カフェコロボックル
山梨県甲州市塩山上於曽1585(map
Phone: 0553-33-7988
Hours:
11:30~16:00 18:00~22:00 | tue-sat
11:30~16:30 | sun
Mon is closed.

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